酔っ払いも減っているのか?

今年は好天に恵まれたうえ、新商品も相次いで売り出されたにもかかわらず、「若者を中心に進む『酒離れ』を食い止められなかった」(ビール業界関係者)という。

http://www.asahi.com/business/update/0711/TKY200707110166.html

う〜ん、そういう風に判断するには早計です。飲酒可能人口(20才〜飲酒可能な高齢者の人口)の減少と合わせて、消費総量減少と比較しなければ、「若者の酒離れ」を憂うことは出来ません。
自動車産業がイイ例ですが、一時のブームによる消費拡大を永遠に続く安定的消費量と勘違いしないほうが良い。人口に対する適切な消費量というものが、どんな製品にも存在するのです。マーケッターはそれを理解しているにもかかわらず、適切量が存在しないものとして無駄に宣伝するのは止めて欲しい。バカな消費者(大衆)が勘違いしちゃうじゃないか。*1

*1:マーケッターは、大衆を勘違いさせてナンボなんだろうけどね