SBMの目立つ行動の裏にあるもの
はじめは何の気なしに面白いなぁと見ていたものがある時、その正体が恐ろしいもに見えるというのはよくある事です。
ソフトバンクモバイルの「アクセスチャージは高いですよ」の話を面白おかしく書くために用意したグラフが面白いと突っ込まれまくり。
これだけいっせいにグラフに突っ込むというのは、きっと高木先生やパオロ先生などなどのツッコミ講師たちの地道な活動が実を結んだということでしょう。本当にお疲れさまでした。日本に少しだけツッコミ力が浸透したようですよ。
だが、しかし、グラフに突っ込んだだけでは単なるパターン認識でしかないんですよ、脊髄反射なんですよ。本当に考えなければならないのは、そのアクセスチャージって携帯電話が高い原因なんですか?ってところです。せっかく元記事のひとが考えるきっかけを作ってくれたのだから活かしていかないとダメだよ。
疑問点
ボーダホンとかJ-phoneとか東京ツーカーセルラーとかの時代と比べて何がどうなったのかを検証してみないことにはなんとも言えないはずなのです。けれども自分にはそういう知識が無いのでなにもツッこむことができない。
- 実際の契約者数を調べることにします。
- アクセスチャージの偏りを検討します。
- 回線使用の分布を一様として契約数と、はてブでみた各社アクセスチャージを掛け算します。
- 市場占有率による偏りを抑えるためのアクセスチャージと分かればsbmだけが問題であると断言できないことになります。
という感じで調べてみようと思う。というメモ。
(ぼくが)どこへ誘導したいか
調べた結果がでてからでないとハッキリと言えないが、印象としてsbmがインパクトのある料金プランを打ち出してCMをバンバン垂れ流すのにはわけがあると思っている。単純にユーザ数を増やすのが狙いなのではなく*1、「sbmは調子いいですよ。」という印象を作るのがsbmの一番の仕事なのだと思う。出来ることなら現在の携帯電話向けの無線帯域をDoCoMo、KDDIで半ば占有されているところに割って入りインフラを確保したいのだと思う。なのでsbmはアクセスチャージが高いという根拠で携帯電話を高くしているのはsbmだと言われても、それは逆にうれしいことなのだと思う。だってそれだけsbmが市場に影響力を持っているという証しなのだから。本当にsbmを叩きたかったら無視することなんだぜ。
ということをデータを踏まえつつ言えたら良いなと思います。
*1:実際に契約者数が増えると現在の料金プランは維持できない。