自動車メーカーの憂鬱
クルマへの積極的興味が薄れているという風潮の今日この頃、どうお過ごしでしょうか?
興味がない人に売らなくてはいけないクルマ屋さんは、過酷なマーケッティングに直面なさっていることだろうと思います。
- 安いクルマが売れている。
- 高いクルマが売れている。
すなわちこれ、二極化なんて単純に言っていた自分が恥ずかしくなります。単純に利益率の話というのではなく、興味のない人に車を売るってのが本当に大変なんです(きっと)。
クルマに興味を持つのは見栄っ張りなお金持ちか、少年の心のままのガキ大人くらいなもんなんですよ(きっと)。
それなのにそれなに、クルマ屋は、たくさんクルマが売れた時代の温もりを忘れられずに、恋焦がれて無茶な生産を続けなくてはいけないのです。
興味のない人にクルマを売る
クルマのスペックには全く興味がない。クルマは走るのは当たり前です。別に今さらクルマに、速さとか特別な能力とかは要らないんですよ。
そういう人には、クルマは安いとか快適とか維持が簡単とかそういうことなんですね。もう、興味ない人に売るには、モノそのものではなく、モノに付随する何かを売る必要がある。