都市における自然環境への依存 その1
おいしい水プロジェクト
東京といえば世界でも指折りの巨大都市。にもかかわらず、蛇口を捻ればガッツリきれいな水が出てくるという恵まれた環境。東京における一日当たりの平均水使用量は320リットル/人、一人で毎日320リットル!。水洗トイレ、シャワー・風呂、洗濯、炊事、飲料用などなどすべてを上水道でまかなっています。あぁでも、飲み水はミネラルウォーターだったりするかも。
で、日本の上水道の基準はとても高いもので、かつての悲惨なミネラルウォーターもどきよりもクオリティー、安全性ともに高いのだよ。実際、水道水をつくるためのコストは高いのだよ。(具体的には分かりません、今度調べときます)
(参考用リンク:水のテーマ館)
それで、気になるワードなんですが
「一人分の水をつくるためには、900平方メートルの水源林が必要」
あい、やい、やい。東京都民のために1万平方キロメートル(?ほんとか?)の広大山野が必要なのか、東京都の面積の5倍ですか。
ちょっと、正しくは確かめた方が良いな。なんか無茶な数字のような気がする。
とわいえ、水だけをとってみても僕らが暮らしていくには、豊かな自然が必要なわけです。
それで、冒頭の東京都のおいしい水プロジェクトなんですが、これはいったいどういう狙いがあるのだろうか?
僕の勝手な憶測、妄想フローチャート。
環境問題からくるダム建設難航
↓
水の消費量を抑えないとなぁ
↓
おいしい水キャンペーン=水道料金値上げへの布石
↓
水道料金値上げ
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水って高い、大切に使おうぜムード満開
↓
中間水万歳プロモーション
↓
中間水の普及施策
↓
水資源利用サイクルのクローズ化
↓
自然環境への負荷減少ウマー
と、いうような狙いがあるのではないかと思うわけさ。ごめん、そういう狙いがあったらイイなという希望です。やっぱりね、知らないことが一番の罪なのだよ、環境問題においては。なので、水道屋のみなさんには、プロモーション活動を一生懸命にやって頂きたい。