東京都競走事業廃止対策報告書−ギャンブル廃止の歩み−
- 作者 東京都財務局 編
- 出版社/メーカー 東京都財務局
- 発売日 昭和48年4月25日
- メディア 図書
美濃部政権下において断行された、公営ギャンブル事業の廃止をめぐる既得権益保持者との対立からランディングまでの経緯をまとめた報告書。
ボクが生まれた時には既に後楽園競輪場などなくなっており、石原都知事が東京ドームにバンクを作って競輪をするなんて突飛な発想だと思っていた。しかし、昭和40年代まで後楽園は競輪はもちろんだが、公営ギャンブルのメッカとして反映を築いていたらしい。
そのような庶民のビッグ・エンターテイメントをぶっ潰すにはどのような対策がおこなわれたのか実に興味深い内容だった。
とわいえ、お役所の報告書なので面白おかしく書かれているわけでもなんでもない。淡々と600ページにもわたって、審議会の記録が載っているのである。
第3章まで読んでタイムアウト。図書館に返しましょう。つづきはまた今度。