つっこみ力

つっこみ力 (ちくま新書 645)

つっこみ力 (ちくま新書 645)

お笑いとか漫談とか、面白おかしくしようと頑張っているけど、著者:パオロ・マッツァリーノ自身が真っ当なひとなので、至極まっとうな本であり談でした。
特筆すべき点はないが引っかかったところを

(自殺の)平成10年急増の陰には、平成五年ごろに公庫が大量に貸し出した「ゆとりローン」というシステムがあったことは、住宅関連業界では有名な話です。

<略>

詐欺呼ばわりされた張本人の住宅金融公庫にいわせれば、ゆとりローンは、平成二年の日米構造協議の産物として押し付けられたものだったそうです。

今話題のサブプライムローンってやつですかね。

不動産は中短期の運用にしか耐えないと思っているんだけどどうなの?(いや、お金持ちだったら何したってかまわないんです。庶民は無理に土地買ったり家買ったりする必要ないでしょという意味です。)