掘削屋

id:bebebe:20070201 ありがとうございます。

はい補足しときます。
Aker KvaernerはAker ASAのグループ企業で、このAkerはSea Launchの株主でもあるので、もしプラットフォームを再建造することになっても自動的にAkerが請けてAker Kvaernerに回されることになります。Akerには他にも造船メーカー(Aker Yards)があるけど、そっちは海洋プラットフォームの実績がないようなので。

Boeing(アメリカ) 40% フェアリングの製造と衛星投入までの運用
RSC Energia(ロシア) 25% 上段エンジンの製造
SDO Yuzhnoye / PO Yuzhmash(ウクライナ) 15% Zenit-3SL本体の製造
Aker ASA(ノルウェー) 20% オデッセイと司令船の運用

公式に出ている出資比率と担当は以上。単に株主というわけではなく、仕事も各企業に割り振られてます。よくこんなつぎはぎロケットで動いてるなと驚く。

ポケっとしていると、ソ連のミサイル屋と米国のオペレーション屋だけだと思ってしまうけど、石油掘削屋もいたのだなと思い出しました。テリトリを守ろうとしたり、広げようとしたり、そういう動きもあったなぁ、と'00-'03あたりのことを思い出した。